岐阜市の冨田高校インターアクト部は、１日に卒業した３年生が使わなくなった体育館シューズ約３００足を同市のＮＰＯ法人「ぎふ・コートジボワール」に贈った。アフリカ西部のコートジボワールの子どもたちに夏ごろ、届く予定。

　同部は各種ボランティア活動を行っており、体育館シューズの有効活用を目的とした寄贈は１１年目。今回、３年生のほとんどが寄付してくれたという。部長で２年の小島大空さん（１７）は「室内の靴なのでまだ十分きれい。愛着を持って使ってほしい」と話した。

　受け取った同団体の杉山利夫代表によると、現地では靴は高価で手が届かない子どもたちが多い。「靴をもらった子どもが大喜びしている。いろんな人の力が結集して活動になっている」と語った。（藤矢大輝）

（2019年3月12日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）

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