高校野球 2026.09.24
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秋季高校野球 愛知県大会 愛工大名電 東海大会切符 口田が11K1失点完投

11奪三振で1失点完投した愛工大名電の口田=小牧市民球場で
■「無欲、無心で」
9回2死。最後は東邦のエースナンバーを背負い、4番に座る朝倉と向き合った。愛工大名電の左腕エース・口田投手(2年)は渾身(こんしん)の直球で見逃し三振に切って取り、チームメートと喜び合った。
1年からベンチ入りし、今夏は愛知大会決勝・享栄戦のマウンドを託された。3回までは相手打線をパーフェクトに抑え込んだが、2巡目に入った4回に捕まり、2失点でマウンドを降りた。あと一歩で甲子園を逃し、精神面の未熟さを痛感した。
この日も3回まで失策以外走者を許さず、打者9人で片付けた。そして4回。先頭に初安打を許したが、ここからが一回りも二回りも成長した口田の真骨頂だ。右打者の内角に食い込む直球で詰まらせ、二ゴロ併殺に打ち取った。「2巡目と意識するとダメな部分が出てしまう。無欲、無心で投げた」。プレッシャーをシャットアウトし、ピンチの芽を摘み取った。
終わってみれば11奪三振、1失点完投と圧巻の投球でチームを東海大会へ導いた。ただ、ここは一つの通過点。「甲子園に向けて、まだまだこれから」と夢の舞台へもう一踏ん張りする。
(瀬田貴嗣)
▽準決勝
三好 000000000|0
享栄 01001000x|2
(三)八田-須藤
(享)鎌田-成瀬
愛工大名電 000221000|5
東邦 000000010|1
(愛)口田-皆川
(東)平塚、山田-星野
(2026年9月24日 中日スポーツ4面より)
