進学ナビ

HOME > 高校ニュース > 全て

高校ニュース

高校野球 2026.07.20

この記事の関連校
豊川高等学校 享栄高等学校

全国高校野球愛知大会 19日 悲願の夏Vへ豊川16強

自己最速の152キロをマークした豊川・長坂=岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで(川越亮太撮影)

自己最速の152キロをマークした豊川・長坂=岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで(川越亮太撮影)

 愛知大会は4回戦16試合があり、16強が決まった。豊川は3投手の継投で大成に4-0で零封勝ち。3番手の2年生右腕・長坂投手が自己最速の152キロを計測し、2イニング1安打無失点と快投した。東邦は刈谷北との投手戦を1-0でサヨナラ勝ち。享栄は愛知啓成に4-2で競り勝った。岐阜では18日に降雨で継続試合となった県岐阜商-市岐阜商を含む2回戦9試合を実施。昨夏甲子園4強の県岐阜商は10-0(5回コールド)で初戦を快勝した。大阪では今春のセンバツ王者・大阪桐蔭が4回戦で敗退した。

■2年生右腕 長坂 150キロ超連発

 球場中がどよめいた。8回に登板した豊川の2年生右腕・長坂が剛球を連発した。まずは2人目の打者・平野への2球目に自己最速の152キロ。続く大岩の初球には150キロをたたき出した。9回も150キロと152キロを1度ずつ。直球で押しまくって、2イニング無失点、4奪三振の好投をみせた。

 「今までで一番いい球でしたし、やってきたことが全部集結した球があの球だったかなと思います」。12日の安城南戦でマークしたそれまでの最速を2キロ更新した長坂は今後への手応えを感じた様子。打者が狙っていても打てない直球が理想という右腕は、自信になったかという質問に「なりました」と即答した。

 本格的に投手の練習をするようになったのは高校に入学してから。素質に注目した長谷川裕記監督は球の出力を高めるため、冬の間に体重を増やすことに注力させた。その成果が出て、入学直後は130キロほどだった球速は今が伸び盛り。出力の仕方もうまくなったとみている指揮官は「直球は手元ですごく伸びてくる」とほれこんでいる。

 春のセンバツには2度出場した豊川だが、夏の甲子園出場はまだない。長坂が掲げる目標は今夏の愛知を制することだ。「勝たせる投手になるための行動というのが、結果的に甲子園につながるかなと思います」。真っ向勝負を貫いて、チームの悲願達成に貢献する。 (川越亮太)

▽4回戦
豊川 101110000|4
大成 000000000|0
(豊)辻、鈴木将、長坂-上江洲
(大)原、加藤、宮田-栗本

■逆転勝ち享栄 次は18年ぶり中京大中京 大藤監督「楽しみ」 教え子率いる初古巣戦

 享栄は一時リードを許したが、2番手で登板した上江滝の好火消しもあり逆転勝ち。5回戦はノーシードの中京大中京と対戦することが決まった。夏の愛知大会で両校が対戦するのは2008年の西愛知大会準々決勝以来18年ぶりで、大藤監督が就任した後は初となる。

 指揮官にとって中京大中京はかつて率いた古巣である上、相手の高橋監督はその時の教え子であるだけに、「母校でもあり、楽しみですね」と率直な胸の内を披露。”私学4強”同士による大一番に臨むナインに、「持てる力を全部出し切って、のびのび思い切りよくやってほしいです」と期待していた。

(2026年7月20日 中日スポーツ7面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ