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県高校優勝野球 享栄が2年ぶり優勝 中部大春日丘に8-3

中部大春日丘-享栄 1回、先制右越え2ランを放つ坂本選手=岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで
■効果的に加点
享栄が効果的に得点を重ね、強打の中部大春日丘に勝った。1回、坂本の右越え2点本塁打で先制。4回に追いつかれたが、直後に押し出し四球で勝ち越した。大森が3安打含む5回の出塁で打線を引っ張った。
中部大春日丘は9安打を放ったが、4失策が響いた。
■完璧な先制2ラン4番・坂本選手
外野手が追いかけないほど痛烈な当たりだった。1回2死二塁、享栄の4番指名打者(DH)の坂本選手(3年)がインコース高めの変化球を振り抜くと打球はあっという間に右翼スタンドへ。「2ボールだったのでホームランを狙っていた」。持ち前のポーカーフェースで淡々とグラウンドを一周。大藤敏行監督は「完璧だった」と目を細めた。
「負けていられない」。東海市などで活動する強豪硬式野球チーム「東海中央ボーイズ」出身で、甲子園で活躍するかつてのチームメートから刺激を受けてきた。横浜の主将や智弁和歌山の正捕手-。この春、甲子園で本塁打を放った中京大中京の荻田選手もその一人。聖地で放った一発に「ナイスバッティング」と連絡し、活躍をたたえつつ「自分も甲子園で打ちたい」と胸に闘志を秘めている。
投手としての素質、能力も備える。この日は3安打の後、DHを解除して9回2死から登板し、直球で押して三ゴロに。大藤監督は「まだあんなもんじゃない」と将来性に期待を寄せる。
2年ぶりの優勝にも喜びは控えめ。高校通算12本塁打、最速147キロを誇るスラッガーは「エースで4番として甲子園に導きたい」とさらなる活躍を期す。(加藤壮一郎)
中部大春日丘 000200100|3
享栄 20022002x|8
(中)角田、横田、菊本-金井
(享)多賀、上江瀧、坂本-大森
本塁打 坂本(享)
(2026年5月3日 中日新聞朝刊県内総合版より)
