四日市市の暁高校は、来年度から制服を一新する。２日に同校であった中学生向け学校説明会で、新しい制服が初めて披露された。

　女子生徒向けのスラックススタイルを導入するほか、夏服に女子校時代の面影を残すセーラー服を取り入れた。男子生徒の冬服は肩パッドをなくし、ワイシャツに代わって伸縮や速乾性に優れたニットシャツを採用した。

　同校では１９９３年の共学化の際に作った制服を使用している。女子生徒の夏服に使われているシャツが不評なことや、来年迎える創立８０周年に合わせて制服を一新することを決定。昨春から教職員を中心に検討してきた。

　担当の長谷川恵理子教諭は「３年間の高校生活で一番長く着用する服。少しでも過ごしやすい制服になれば」と期待した。（秋田耕平）

（2025年8月13日　中日新聞朝刊北勢版より）

•