お知らせ 2025.07.25
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住民と中京高生 活動花開く 瑞浪の休耕田 ヒマワリ見頃

見頃を迎えたヒマワリ畑=瑞浪市明世町月吉で
休耕田を花畑に生まれ変わらせる取り組みで、昨年に続いて2回目。昨年は知識不足で「花いっぱい」とはいかなかったが、農園を手がけている市内の生花店からノウハウを学び、約10万粒の種を4月にまいた。
同協議会員らが時折草刈りをするなどして成長を見守り、開花を迎えた。花はやや小ぶりながら、休耕田を埋めている。鑑賞の人向けにと、アルミ製のベンチ3基も設置した。
地域活性化部3年の生徒(17)は「去年と全然違う」と喜び、「写真を撮ったり、見に来たりしてくれる人がいるとうれしい」と話した。同協議会の奥村了さんは「活動の輪が広がって、盛り上がっていけば」と期待した。
花が散ったヒマワリからは種を集め、茎や葉は刈り込んで肥料にする。将来的に、何年も開花を繰り返す多年草を植えて、年中花が咲く畑を目指す(伊藤敢太)
(2025年7月25日 中日新聞朝刊東濃版より)