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お知らせ 2025.07.25

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住民と中京高生 活動花開く 瑞浪の休耕田 ヒマワリ見頃

見頃を迎えたヒマワリ畑=瑞浪市明世町月吉で

見頃を迎えたヒマワリ畑=瑞浪市明世町月吉で

 瑞浪市明世町の住民でつくる明世地区まちづくり推進協議会と中京高校(同市土岐町)地域活性化部の生徒たちが種をまいたヒマワリが、明世町月吉の休耕田で見頃を迎えている。8月上旬まで楽しめる見込み。

 休耕田を花畑に生まれ変わらせる取り組みで、昨年に続いて2回目。昨年は知識不足で「花いっぱい」とはいかなかったが、農園を手がけている市内の生花店からノウハウを学び、約10万粒の種を4月にまいた。

 同協議会員らが時折草刈りをするなどして成長を見守り、開花を迎えた。花はやや小ぶりながら、休耕田を埋めている。鑑賞の人向けにと、アルミ製のベンチ3基も設置した。

 地域活性化部3年の生徒(17)は「去年と全然違う」と喜び、「写真を撮ったり、見に来たりしてくれる人がいるとうれしい」と話した。同協議会の奥村了さんは「活動の輪が広がって、盛り上がっていけば」と期待した。

 花が散ったヒマワリからは種を集め、茎や葉は刈り込んで肥料にする。将来的に、何年も開花を繰り返す多年草を植えて、年中花が咲く畑を目指す(伊藤敢太)

(2025年7月25日 中日新聞朝刊東濃版より)
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