高校野球 2025.02.14
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至学館高 「1勝して校歌歌う」 選抜高校野球へ抱負
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選抜大会出場が決まり、報告に訪れた至学館高の船橋選手(手前)と(後列左から)島村雄太部長、鈴木監督、奥川渉校長=中日新聞社で
選抜出場は2017年以来8年ぶり2回目。同校は昨秋の県大会で初優勝し、東海大会で4強入りしたが、準決勝で常葉大菊川(静岡県)に敗れた。船橋選手は「(試合)後半で点が取れず、守備で粘りきれなかった」と課題を挙げ、「実戦を増やして試合慣れする」と大会を見据えた。
1月下旬の選考委員会で出場校に選ばれた時を振り返り、船橋選手は「至学館という名前が呼ばれた瞬間は素直にうれしかった」と笑顔。鈴木健介監督(43)は「身が引き締まる思いがした」と語った。「パワーアップした新しい至学館を見せられるように準備する」「躍動感のある子どもたちの姿を見てほしい」とも述べた。
選手らは同日、大村秀章知事にも出場を報告し、激励を受けた。大会は3月7日に組み合わせ抽選会があり、同18日に開幕する。 (大島宏一郎)
(2025年2月14日 中日新聞朝刊県内総合版より)