２月６日は語呂合わせで「ツーロックの日」。自転車の盗難を防ぐため、市内の各署が鍵を二重でかける必要性を市民らに訴えた。

　名東区の東邦高校では、名東署や「一日警察官」の高校生らがツーロックの啓発活動を展開した。一日警察官を務めたのは生徒会役員でいずれも１年の生徒３名。他の役員も加わって生徒たちにワイヤ錠などを配り「今日はツーロックの日です」と呼びかけた。

　生徒の１人は、通学などに自転車を使うといい「備え付けの鍵しか使っていなかったが、以前、使っていた鍵も探して付けようと思う」と話した。署によると、昨年、管内の同区で発生した自転車の盗難は１５４件で、半数近くが無施錠で被害に遭った。（片岡典子）

（2025年2月7日　中日新聞朝刊市民版より）