スポーツ 2025.01.07
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春の高校バレー2回戦 男子 星城 快勝 女子 人環大岡崎 涙
東京体育館で開かれている第77回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は2日目の6日、2回戦があった。県勢では男子の星城(豊明市)が、昇陽(大阪)に2-0でストレート勝ちした。7日の3回戦では、福岡県代表の東福岡と対戦する。
女子は人環大岡崎(岡崎市)がインターハイ優勝校の金蘭会(大阪)に1-2の激闘の末、敗れ涙をのんだ。 (加藤慎也)
■星城 トス散らし 多彩な攻撃
高岡第一(富山県)との初戦では、今大会トップクラスの跳躍力を誇るエースの柏崎選手(2年)の攻撃に頼る場面が目立った。大会を勝ち進むには、エースの負担を減らし、マークを分散させることが必要。柏崎選手以外の攻撃陣の奮起がこの試合では求められていた。
第2セット、躍動したのは191センチの高さを武器にする竹川選手(同)。柏崎選手にトスが集まっていた中、セッターの永井選手(1年)に「自分にもっとトスをもってこい」と求めた。要求通りの易しいトスが上がると、大きな体をしならせ、強烈なスパイクを打ち込み、連続得点をチームにもたらした。
昨年は大会を前に左膝の半月板を負傷。マネジャーとしてチームを支えていた。手術と半年以上のリハビリを経て、主力に定着し今大会は念願の春高バレーのコートに立った。「思ったより緊張せず、自分のプレーが徐々に出せてきた。純粋に楽しめています」と表情は明るい。
この日は同じく2年生で高さがある石田選手や内藤選手のアタックも決まり、柏崎選手以外の攻撃パターンを見せることができた。竹内裕幸監督は「セッターも勇気を持ってトスを散らしてくれて、いろいろなことができた」とチームの成長に目を細めた。
(2025年1月7日 中日新聞朝刊県内総合版より)
女子は人環大岡崎(岡崎市)がインターハイ優勝校の金蘭会(大阪)に1-2の激闘の末、敗れ涙をのんだ。 (加藤慎也)
■星城 トス散らし 多彩な攻撃
高岡第一(富山県)との初戦では、今大会トップクラスの跳躍力を誇るエースの柏崎選手(2年)の攻撃に頼る場面が目立った。大会を勝ち進むには、エースの負担を減らし、マークを分散させることが必要。柏崎選手以外の攻撃陣の奮起がこの試合では求められていた。
第2セット、躍動したのは191センチの高さを武器にする竹川選手(同)。柏崎選手にトスが集まっていた中、セッターの永井選手(1年)に「自分にもっとトスをもってこい」と求めた。要求通りの易しいトスが上がると、大きな体をしならせ、強烈なスパイクを打ち込み、連続得点をチームにもたらした。
昨年は大会を前に左膝の半月板を負傷。マネジャーとしてチームを支えていた。手術と半年以上のリハビリを経て、主力に定着し今大会は念願の春高バレーのコートに立った。「思ったより緊張せず、自分のプレーが徐々に出せてきた。純粋に楽しめています」と表情は明るい。
この日は同じく2年生で高さがある石田選手や内藤選手のアタックも決まり、柏崎選手以外の攻撃パターンを見せることができた。竹内裕幸監督は「セッターも勇気を持ってトスを散らしてくれて、いろいろなことができた」とチームの成長に目を細めた。
(2025年1月7日 中日新聞朝刊県内総合版より)