スポーツ 2025.01.06
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春の高校バレー開幕 男子 星城 女子 人環大岡崎 初戦突破
第77回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)は5日、東京体育館で開幕し、1回戦があった。県勢では、男子で2年連続18回目出場の星城(豊明市)が富山県代表の高岡第一を2-1の接戦で破った。
女子は3年ぶり46回目出場の人環大岡崎(岡崎市)が香川県代表の高松商に2-0でストレート勝ちした。
6日の2回戦では星城が昇陽(大阪)、人環大岡崎が金蘭会(同)と対戦する。 (加藤慎也)
■星城・岩田主将 力引き出し8点差逆転
1-1のタイで迎えた第3セット。ミスなどもあり、一時8点差をつけられる大ピンチを迎えた。リベロの岩田主将(3年)は「劣勢になると、表情が硬くなり、プレーも落ちてしまう」と2年生主体のチームの硬さを感じていた。
2年エース柏崎選手は、ミスや対策をしてきた高岡第一のブロックに苦しんでいた。2年生の力を引き出すのが主将の仕事。「口角を上げよう」とほほに手をやり2年生を励まし、表情が硬い選手の尻をぽんとたたいて鼓舞した。
苦しい展開だったが、「柏崎が救ってくれると信じてやってきているので」とエースへの信頼は揺るがなかった。チームとして、柏崎選手にトスを供給し続け、柏崎選手も「どんな場面でも引っ張れるのが星城のエース」と応えた。最後は強烈なバックアタックなどの3連続得点で、逆転勝利に導いた。
竹内裕幸監督は「劣勢でもゲームを捨てることなくやりきれた」とチームの姿勢を評価した。チーム目標はベスト8以上。「柏崎は大事なところで決めてくれた。次はもっと(状態が)上がってくると思います」。初戦の難しさを乗り越えた選手たちの奮起を期待していた。
(2025年1月6日 中日新聞朝刊県内総合版より)
女子は3年ぶり46回目出場の人環大岡崎(岡崎市)が香川県代表の高松商に2-0でストレート勝ちした。
6日の2回戦では星城が昇陽(大阪)、人環大岡崎が金蘭会(同)と対戦する。 (加藤慎也)
■星城・岩田主将 力引き出し8点差逆転
1-1のタイで迎えた第3セット。ミスなどもあり、一時8点差をつけられる大ピンチを迎えた。リベロの岩田主将(3年)は「劣勢になると、表情が硬くなり、プレーも落ちてしまう」と2年生主体のチームの硬さを感じていた。
2年エース柏崎選手は、ミスや対策をしてきた高岡第一のブロックに苦しんでいた。2年生の力を引き出すのが主将の仕事。「口角を上げよう」とほほに手をやり2年生を励まし、表情が硬い選手の尻をぽんとたたいて鼓舞した。
苦しい展開だったが、「柏崎が救ってくれると信じてやってきているので」とエースへの信頼は揺るがなかった。チームとして、柏崎選手にトスを供給し続け、柏崎選手も「どんな場面でも引っ張れるのが星城のエース」と応えた。最後は強烈なバックアタックなどの3連続得点で、逆転勝利に導いた。
竹内裕幸監督は「劣勢でもゲームを捨てることなくやりきれた」とチームの姿勢を評価した。チーム目標はベスト8以上。「柏崎は大事なところで決めてくれた。次はもっと(状態が)上がってくると思います」。初戦の難しさを乗り越えた選手たちの奮起を期待していた。
(2025年1月6日 中日新聞朝刊県内総合版より)