セントヨゼフ女子学園高校・中学校（津市）の書道部が３日、津市のイオンモール津南で書道パフォーマンスを披露した。干支（えと）にちなみ、ヘビの舞をイメージしたステージで、集まった買い物客らを楽しませた。

　中学１年生から高校２年生の１１人が参加。人気バンド「ミセスグリーンアップル」が初心に戻る大切さを歌う楽曲「ＳｔａＲｔ」に合わせ、横幅７メートルほどの紙に「巳」「春」の文字を、歌詞の一節とともに書いた。また書とともに、新体操やバレエなど部員が経験をいかしたダンスや、リボンのパフォーマンスも披露して会場を盛り上げた。

　書道部では、１カ月間練習時間を増やして、本番に臨んだ。２年生の副部長（１６）は「新年なので、曲のとおり、初心を忘れずにスタートを切ろうという思いを込めた。練習期間が短く不安だったが、成功してよかった」とほほ笑んだ。（西村理紗）

（2025年1月4日　中日新聞朝刊三重版より）