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スポーツ 2024.12.25

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桜花学園高等学校

桜花学園快勝 3回戦へ 高校バスケ ウインターカップ

第2クオーター、フリースローを決める桜花学園の勝部選手=東京体育館で

第2クオーター、フリースローを決める桜花学園の勝部選手=東京体育館で

 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は24日、東京都内で女子の2回戦があり、桜花学園(名古屋市)が高知中央(高知)を90-43で下して3回戦に進んだ。

 桜花学園は立ち上がりこそリードを許したが、白石選手(3年)の3点シュートで逆転。その後は主導権を握り、ベンチ入りしたメンバー全15人が出場して全員得点を上げる盤石の戦いで快勝した。

 25日は女子の3回戦と男子の2回戦があり、桜花学園は東京成徳大高(東京)と対戦。男子の桜丘(豊橋市)は北陸(福井)と戦う。

■スタメン1年生 攻守でアピール 勝部選手

 選手層の厚い桜花学園で、1年生ながらスタメンを務める勝部選手。高知中央の攻撃の基軸となる選手をマークして要所で得点を封じた。攻撃でも、178センチの身長を生かして果敢にゴールを狙い、ファウルを受けながら得点してフリースローも入れる「3点プレー」を2度決めるなど躍動した。

 バスケをする環境や頼もしい先輩の存在に引かれ、地元島根県を離れて、強豪・桜花学園の門をたたいた。中学時代はゴールから離れたアウトサイドでのプレーが中心だったが、今はパワーフォワードとして、リバウンドなどゴール下での力強いプレーにも力を入れる。この日も体を張ったプレーが多く、得点以外の部分でも存在感を放った。

 自身にとって初めてのウインターカップだが「緊張するかなと思ったけど大丈夫でした」と笑顔。「相手に自分のところが穴だと思われたくない。もっと強いプレーをしてチームに貢献したい」と、次戦に向けて決意を語った。(金田侑香璃)

(2024年12月25日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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