お知らせ 2024.12.24
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福島を支える種 実りと協力感謝 「ひまわりプロジェクト」 安城学園高生が報告
ヒマワリの栽培を通し、東日本大震災の被災地を支援する「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加する安城学園高校(安城市小堤町)の生徒らが18日、活動に協力する安城産業文化公園デンパーク(同市赤松町)で活動報告会を行った。園内で育った花から取れた種を披露し、協力への感謝を示した。(白名正和)
プロジェクトは、福島市のNPO法人「チームふくしま」が実施。全国の有志が同法人を通してヒマワリの種を購入し、育てた花から収穫した種を再び同法人へ送る。同校は2018年から参加し、デンパークなどで栽培を続けている。
生徒らは今年、5月にポットに種をまき、6月上旬に園内の「ふるさと館」前にある25平方メートルほどの花壇に定植し、7月の鑑賞会を経て8月下旬に種を収穫した。それぞれの作業にはデンパーク職員も参加し、普段から水やり、雑草取り、支柱立てなども行ってきたという。
活動報告会には、栽培に協力した市民有志も参加。1~3年生の生徒が写真を交えながら今年の活動を振り返った。併せて8月に岩手県を訪問し、津波の時は一目散に逃げる「津波てんでんこ」という言葉を通して自分の命を自分で守ることの大切さを学んだことを報告した。
2年生の生徒(16)は「今年は3月に市のイベントでプロジェクトをPRし、多くの人とつながることができた。助けてもらいながら、昨シーズンよりも多くの種を収穫できた」と話した。
(2024年12月24日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
プロジェクトは、福島市のNPO法人「チームふくしま」が実施。全国の有志が同法人を通してヒマワリの種を購入し、育てた花から収穫した種を再び同法人へ送る。同校は2018年から参加し、デンパークなどで栽培を続けている。
生徒らは今年、5月にポットに種をまき、6月上旬に園内の「ふるさと館」前にある25平方メートルほどの花壇に定植し、7月の鑑賞会を経て8月下旬に種を収穫した。それぞれの作業にはデンパーク職員も参加し、普段から水やり、雑草取り、支柱立てなども行ってきたという。
活動報告会には、栽培に協力した市民有志も参加。1~3年生の生徒が写真を交えながら今年の活動を振り返った。併せて8月に岩手県を訪問し、津波の時は一目散に逃げる「津波てんでんこ」という言葉を通して自分の命を自分で守ることの大切さを学んだことを報告した。
2年生の生徒(16)は「今年は3月に市のイベントでプロジェクトをPRし、多くの人とつながることができた。助けてもらいながら、昨シーズンよりも多くの種を収穫できた」と話した。
(2024年12月24日 中日新聞朝刊西三河総合版より)