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お知らせ 2024.12.14

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岡崎城西高等学校

窓にきらめくXマスアート シビックセンター 岡崎城西高生と園児が制作

生徒、園児らが協力して制作した窓ガラスアート=岡崎市羽根町の市シビックセンターで

生徒、園児らが協力して制作した窓ガラスアート=岡崎市羽根町の市シビックセンターで

■「星のおくりもの」 絵と折り紙で彩り

 岡崎市羽根町の市シビックセンターに13日、クリスマスをテーマにした大型の窓ガラスアートが登場した。岡崎城西高校(同市中園町)美術部の生徒と、めぐみ幼稚園(同市羽根町)の年長児が協力して制作。25日まで展示予定で、センターの外からいつでも鑑賞できる。(金田侑香璃)

 市民と連携し、館内にアート作品を展示する「ロビーディスプレイ事業」の一環。同校が窓ガラスアート作品を手がけるのは2年ぶり2回目で、同園は初めて。作品制作を通じ、世代間の交流や施設を知ってもらうきっかけをつくりたいと、センターが園にも参加を依頼した。

 作品は縦2.5メートル、横5.8メートル。センター1階の音楽情報コーナーにあるガラスに描いた。テーマは「星のおくりもの」で、サンタクロースや汽車が子どもたちに贈り物を届けるというコンセプト。おもちゃの汽車やそりで空を駆けるサンタクロースなど、クリスマスにちなんだモチーフがそろう。

 園児約30人は、汽車のプレゼント箱やサンタの袋から飛び出している星の折り紙を担当。顔やイラストが描かれた個性豊かな星100個を作った。11月末から美術部の1、2年生11人が窓ガラスへの装飾を始め、水性マーカーを塗り重ねたり、色を混ぜたりと試行錯誤を重ねて描き上げた。光の入り具合や、屋内と屋外など時間や見る角度から見え方が変わるという。

 デザインを担った生徒(17)は「星を折ってくれた子どもたちに自分が折ったものを探しながら楽しんでもらいたい」と願った。部長生徒(16)は「明るい色の絵と、カラフルな星の折り紙がよく合う作品になった。クリスマスを感じながら温かい気持ちになってもらいたい」と話した。

 1階東玄関近くの窓ガラスにも、美術部員がクリスマスツリーやサンタを描いた2作品が展示されている。

(2024年12月14日 中日新聞朝刊西三河版より)

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