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お知らせ 2024.12.03

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名城大学附属高等学校

名城大付高生が星空楽しく解説 豊橋のプラネタリウム

プラネタリウムの解説をする女子生徒(左)と投影機材を操作する男子生徒=豊橋市大岩町の市視聴覚教育センターで

プラネタリウムの解説をする女子生徒(左)と投影機材を操作する男子生徒=豊橋市大岩町の市視聴覚教育センターで

 豊橋市大岩町の市視聴覚教育センターで、高校生がプラネタリウムの解説をしている。1日は名城大付属高校(中村区)の自然科学部天文班が、来場者40人にこの日見える星空を解説した。センターによると、高校生によるプラネタリウム解説は県内初という。(加藤壮一郎)

■投影機材操作やBGM選びも

 「今日はこの冬の大三角をつくる三つの星座の話から始めていきましょう」。解説役の同校2年の女子生徒が優しい口調で切り出し、同じく2年の男子生徒が投影機材を操作して星空を映し出していく。

 解説の原稿は、女子生徒が学校の図書資料で調べたり、部員らから聞いたりして作った。冬の大三角はオリオン座のベテルギウスから見つけるとよいと勧めた後、「ただ、このベテルギウス、近い将来に超新星爆発を起こすかもしれないということで注目を集めているんです。近い将来といっても数百万年以内の話なんですけどね」などと星の情報を添えて来場者を楽しませた。

 上映中に流すBGMを含め、構成はすべて高校生が作った。操作役の男子生徒は将来の夢を名古屋市科学館の学芸員と明かし「今まで見る側だったので、大きな経験になった」と笑顔を見せた。

 女子生徒らによる解説は次回が最終回で、8日午後3時半から。21、22日の午後3時半からは豊橋市の時習館高校SSH地学部の生徒によるプラネタリウム解説がある。各回30分。入場料は大人300円、中学生以下100円。

(2024年12月3日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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