岐阜市野一色の富田高校は８月３０日、国際社会の多様さなどを生徒に学んでもらおうと、愛知県日進市の名古屋外国語大日進キャンパスで同大との共同授業を行った。

　今回が初めての試みで、富田高の国際科の生徒３９人が参加。大学生から留学体験談を聞いたほか、グループごとに提示された食料データから、どこの国のデータなのかを英語で説明する課題に挑んだ。授業は米国籍の講師が指導し、ネーティブの英語を聞き取りながら異文化への理解を深めていた。

　富田高３年の女子生徒（１７）は「自分の英語をアウトプットできる貴重な時間となり楽しかった」と感想を語った。（深世古峻一）

（2024年9月6日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）