愛知県私立学校審議会が５日、県議会議事堂であり、私立中学校の新設や私立高校の学科廃止など７件の計画を審査し、認可した。ほかに、各種学校の廃止や定員増など８件の諮問についても計画通り進めることを認めた。

　新設が認可されたのは、瀬戸市の学校法人ＳＯＬＡＮ（そらん）学園が運営し、来年４月に開校予定の「瀬戸ＳＯＬＡＮ学園中等部」（仮称）。１学年の定員は７８人で３学級で構成する。同法人が運営する小学校が隣接しており、小中一貫で教育を展開する計画だ。

　このほか、東邦高（名古屋市名東区）の新学科「世界探究科」の設置、桜丘高（豊橋市）の音楽科の廃止も認可された。

　また、新型コロナウイルス禍が明け、日本語を学びたい外国人を受け入れるために、定員を増やす日本語学校や新たに日本語教育の課程を設ける専門学校もあった。

（2024年9月7日　中日新聞朝刊県内版より）