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スポーツ 2019.08.02

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桜花学園高等学校 享栄高等学校 愛知工業大学名電高等学校

桜花学園が決勝進出 バスケ女子

第2クオーター、相手のディフェンスをかわしてシュートを放つ岡本選手(右)=鹿児島県薩摩川内市で

第2クオーター、相手のディフェンスをかわしてシュートを放つ岡本選手(右)=鹿児島県薩摩川内市で

 九州南部を中心に開かれている全国高校総体(インターハイ)で1日、県勢はバスケットボール女子の昨年覇者の桜花学園が、大阪桐蔭をダブルスコアで圧倒し、決勝戦に進出。ボクシングではバンタム級の大橋選手(享栄)とミドル級のウエノ選手(刈谷工)がそれぞれ準決勝、バレーボール男子は愛工大名電が3回戦にこまを進めた。

■大橋選手、速さに磨き ボクシング準決勝へ

 ボクシングバンタム級の大橋選手(享栄3年)は「最初にぼくの一発が決まると、相手は警戒して、それ以上中に入ってこようとしなかった。勝てるなと思った」と振り返る。

 昨年出場時より階級を一つ落とし、パワーよりもスピードを重視して技を磨いてきた。準々決勝でも得意の左ストレートで相手を圧倒し、目標の優勝まであと2戦。中島邦晴監督(42)も「調子は尻上がり。波に乗ってあと2戦がんばってほしい」とエールを送っている。

■仲間を信じ 連覇目指す 岡本選手 19得点の活躍

 8年連続の決勝進出を決めた桜花学園。19得点の活躍でチームを先導した岡本選手(3年)は「今までより得点でき、良い試合ができた」と振り返った。

 今大会では、得意のジャンプシュートが振るわなかった。チームメートからは「シュートのタイミングがいつもと違う」という指摘も。「慎重に打ち過ぎて、いつもより遅かった。それを意識したら、結構入ってくれた」と安心したように笑顔を見せた。

 仲間への信頼も力になった。「センターのアマカ(アマカ選手)が絶対にリバウンドを取ってくれるので、自分は得点や力強いプレーを頑張ろう、と」。勢いに乗った第2クオーターは、ボールを持つと緩急つけた動きで相手をかわし、11得点。守備でも3ポイントシュートを打たせまいと、両腕や体を大きく使ってプレーした。

 決勝では相手に2桁得点差をつけての優勝が目標。「(コーチの)井上真一先生を胴上げしたいです」と意気込む。 (高田みのり)

(2019年8月2日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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