全国高校野球選手権大会が８月６日に開幕するのを前に、春夏連続の甲子園大会出場を果たした津田学園硬式野球部の壮行会が３０日、桑名市野田の同校であった。

　部員は生徒や教職員らに迎えられ体育館に入場し、出場選手１８人がステージに上がった。佐川竜朗監督が一人一人紹介し、「選抜大会のアルプススタンドの大声援は忘れられない。夏は甲子園で勝って、皆さんと笑顔で校歌を歌うための練習を進めていく」と話した。

　近くの津田大山田幼稚園の園児らも訪れ、「お兄ちゃん、頑張ってね」と声を合わせ、勝利を願う千羽鶴を贈った。前川選手が園児らにお礼を述べ、石川主将は「甲子園までにしっかり準備をして、春の借りを返したい」と抱負を語った。

　大会の組み合わせ抽選は８月３日にあり、初戦の相手が決まる。（磯部愛）

（2019年7月31日　中日新聞朝刊三重総合版より）

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