進学ナビ

HOME > 高校ニュース > 全て

高校ニュース

お知らせ 2023.12.15

この記事の関連校
誠信高等学校

守口大根 収穫にトライ 扶桑 誠信高ラグビー部が協力

守口大根の収穫に協力する誠信高ラグビー部の生徒たち=扶桑町南山名で

守口大根の収穫に協力する誠信高ラグビー部の生徒たち=扶桑町南山名で

 細長い見た目で知られる守口大根の収穫が、生産量国内トップの扶桑町で始まった。今年は町内の誠信高校ラグビー部の生徒たちも収穫に協力を名乗り出て、長いもので1メートルを超える大根を力いっぱい引き抜いていた。(水越直哉)

 同町特産の守口大根は、全て契約栽培のため、おおよその生産量が決まっている。町内5軒の農家でつくる町守口大根漬物組合によると、今年は14万3千キロの収穫を予定。ほぼ前年並みで、全て守口漬に加工される。

 同町南山名(やな)にある生産農家田中誠人さん(49)の畑では、13日から収穫を開始。今年は雨が少ない時期があって生育に不安があったものの、例年通りの大根ができているという。

 14日からは、誠信高校ラグビー部の部員3人が助っ人として収穫に加わった。同部は社会貢献に力を入れており、地元特産品で力仕事の大根抜きに協力を申し出たという。収穫は1月下旬まで続く予定で、部員約20人がそれぞれ数日間、手分けして各農家を手伝う。

 参加した部員の生徒(3年)は「太めの大根だと思ったより力が必要で、途中で折れることもあった。特に(出荷できる長さや太さの)選別が難しかった。扶桑の特産を学べていい機会になった」と話していた。

(2023年12月15日 中日新聞朝刊尾張総合版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ