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お知らせ 2019.07.23

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安城学園高等学校

福島励ますヒマワリ 安城学園高生が種配布 デンパーク

ヒマワリの種を配布する生徒たち=安城市赤松町のデンパークで

ヒマワリの種を配布する生徒たち=安城市赤松町のデンパークで

 ヒマワリを育てて東日本大震災の被災地・福島の復興を支援する「福島ひまわり里親プロジェクト」に協力する安城学園高校の生徒が21日、安城市赤松町のデンパークでヒマワリの種を来場者に配布した。

 プロジェクトは福島市のNPO法人「チームふくしま」が実施している。全国の協力団体などにヒマワリの種を送って育ててもらい、取れた種を送り返してもらう。震災の記憶を風化させないようにするのが目的。送り返された種で被災地にヒマワリ畑が作られ、収穫した種のパック詰め作業は福島県内の障害者の就労支援が担う。プロジェクトの参加者は全国で50万人に上る。

 安城学園高は2017年の学園祭で、当時の2年1組の生徒がプロジェクトを紹介し、実際に参加した。その後も生徒会が引き継ぎ、学校内でヒマワリを種から育てて送り返すなど積極的に活動を続けてきた。

 今回はより多くの人にプロジェクトを知ってもらおうと企画。生徒会などの2、3年生3人がデンパークの正面ゲートで「ヒマワリの種を育てませんか」「福島に思いをはせてみませんか」と声を掛けた。5粒の種が入った200袋を配ると、来場した親子連れらが次々とうれしそうに受け取っていった。

 3年の女生徒(18)は「ヒマワリを受け取ってくれた方々に、福島から遠く離れた場所にいても、できることがあると知ってもらえたらうれしい」と笑顔で話した。(細谷真里)

(2019年7月23日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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