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平和訴え自転車900キロ 福岡・星野村-豊橋 生徒リレー 桜丘高で出発式
平和に関する学習に力を入れる桜丘高校(豊橋市南牛川)の生徒らが、核兵器廃絶などを訴えながら九州から約900キロの距離を4区間に分けて自転車で走る「ピースリレー」を始める。21日、同高で出発式があった。 (木下大資)
桜丘高には、原爆投下直後の広島から持ち帰られた残り火をともし続けている福岡県八女市星野村から分火した「平和の塔」がある。建立から30年を迎えたのを記念し、星野村から豊橋まで走破するピースリレーを企画した。
自転車で走るのは有志の2、3年生20人。第一陣の生徒4人と教員がスタート地点までフェリーなどで移動、22日から4日かけて広島市までの約300キロを走る。その後も期間を空けながら後続チームがたすきをつなぎ、10月13日に桜丘高に戻る計画。
平和の塔前であった出発式で、実行委員長の2年戸沢さん(17)が修学旅行先の沖縄で戦争経験者の話を聞いたことを紹介。「平和を受け継いでいくことを意識して、この企画に取り組みたい」と応援を呼び掛けた。
(2019年7月22日 中日新聞朝刊11面より)
桜丘高には、原爆投下直後の広島から持ち帰られた残り火をともし続けている福岡県八女市星野村から分火した「平和の塔」がある。建立から30年を迎えたのを記念し、星野村から豊橋まで走破するピースリレーを企画した。
自転車で走るのは有志の2、3年生20人。第一陣の生徒4人と教員がスタート地点までフェリーなどで移動、22日から4日かけて広島市までの約300キロを走る。その後も期間を空けながら後続チームがたすきをつなぎ、10月13日に桜丘高に戻る計画。
平和の塔前であった出発式で、実行委員長の2年戸沢さん(17)が修学旅行先の沖縄で戦争経験者の話を聞いたことを紹介。「平和を受け継いでいくことを意識して、この企画に取り組みたい」と応援を呼び掛けた。
(2019年7月22日 中日新聞朝刊11面より)