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大学野球  2019.05.07

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愛知大学野球 春季リーグ 愛工大Vお預け 中部大に1-4

愛工大-中部大 6回表中部大無死二、三塁、稲生が左越えに勝ち越し本塁打を放ちガッツポーズ=パロマ瑞穂野球場で(金田好弘撮影)

愛工大-中部大 6回表中部大無死二、三塁、稲生が左越えに勝ち越し本塁打を放ちガッツポーズ=パロマ瑞穂野球場で(金田好弘撮影)

 中部大が愛工大を4-1で下して、勝ち点を獲得した。中部大は1-1で迎えた6回に4番・稲生達也外野手(4年・大府)の3ランで勝ち越すと、リードを4番手の平松卓磨投手(4年・愛産大三河)が守り切った。勝ち点3で首位に立っている愛工大は11日からの第6週は試合が組まれていないため、優勝は18日からの第7週以降に持ち越しとなった。

■勝ち越し3ラン 中部大・稲生

 中部大が主砲・稲生の一発で逆転優勝への望みをつないだ。6回無死二、三塁から愛工大の2番手・新村の直球を左翼席へ。勝ち越し3ランにダイヤモンドを回りながら何度もガッツポーズを繰り返した。

 この1勝で勝ち点は2に。残り2カードの結果次第で首位・愛工大を追い越す可能性を残しただけに、堀田監督も「2カード目の名城大戦の時から当たっていたけど、今日は4番らしい打球を飛ばしてくれた。4年生を代表していい働きをしてくれました」と手放しで褒めたたえた。

■スクイズ失敗嘆く 愛工大・平井監督

 39季ぶり18度目の優勝をこの日に決めることができなかった愛工大の平井監督は「今日は完敗でした」と試合を振り返った。指揮官が特に嘆いたのは4回1死一、三塁でのスクイズ失敗で、6番・田中がバントを空振りして、三塁を飛び出した走者の岡田が憤死したプレーを「あのミスはダメージが大きかったですよ」とポツリ。優勝争いでは依然として有利な立場だが、「この負けを選手がどう考えるかです。空き週にいい練習をしなければいけません」と奮起を促していた。

 ▽3回戦(中部大2勝1敗)
中部大 000013000―4
愛工大 000100000―1
本塁打 稲生(部)

(2019年5月7日 中日スポーツ7面より)

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