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イベント  2018.12.07

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映画「来る」の世界観 大須・万松寺でトーク

原作や映画について話す西野プロデューサー(左)ら=名古屋市中区大須3の万松寺で

原作や映画について話す西野プロデューサー(左)ら=名古屋市中区大須3の万松寺で

 中島哲也監督作品で俳優岡田准一さん主演の映画「来る」が7日に全国公開されるのを前に、原作で日本ホラー小説大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」の世界観を語るトークセッションが5日夕、名古屋市中区大須3の万松寺であった。

 小説「ぼぎわんが、来る」は沢村伊智さんのホラー文庫。映画は原作を基にしたストーリーで、岡田さん演じるオカルトライターの男性のもとに「身の回りで超常現象が起きている」と妻夫木聡さん演じる男性が相談に訪れるところから始まる。

 トークセッションでは、妖怪や日本のホラー映画の歴史について、金城学院大の小松史生子教授、中京大の甘露純規教授、声優の野水伊織さんが意見を述べた。さらに同作の西野智也プロデューサーも登壇し、「映画『告白』などを手掛けた中島監督らしい独特な演出が随所に出ている。原作も面白く、脚本や音楽などは妥協しなかった」と映画の魅力を述べた。

 ほかに怪談師による原作の朗読もあった。150人が参加した。(天田優里)

(2018年12月7日 中日新聞朝刊県内版より)

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