教わった手順通りに化粧を施す学生たち＝大垣市の大垣女子短大で

　就職活動を控え、相手に好印象を与える化粧を学ぶ「就活メイク講座」が２１日、大垣市の大垣女子短大で開かれ、音楽総合学科の１年生４８人が参加した。

　キャリア教育の一環で、学科別に３回に分かれて実施。いずれも岐阜市の化粧品販売「あすか」とコーセー岐阜支店のスタッフ９人が講師を務めた。学生たちは就職活動を想定してスーツ姿で受講した。

　学生たちは「下地は３本の指でのばして」「ファンデーションはスポンジの半分を使って」などと助言を受けて鏡を見ながら実践。企業担当者との面接などを想定して清潔感のある化粧をすることを前提に、化粧水の使い方や下地のつくり方、眉の描き方など、肌を整えてから化粧までの一連の流れを学んだ。

　米山莉奈さん（１９）は「下地を塗る順番をきちんとすればきれいになるんだ」と、仕上がりに満足した様子だった。（西村理紗）

（2018年11月22日　中日新聞朝刊西濃版より）