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2010.02.09
学生が遊び考え奮闘 子どもケアセンター
将来の保育者らを育てながら地域の子育ても支援する愛知県日進市の名古屋学芸大ヒューマンケア学部「子どもケアセンター」。学部が開設された翌年の2006年にオープンした。
市との連携で、学生が保育士の指導を受けながら託児する間に親同士が語り合う「のびのび親子の教室」、ふれあい遊びを紹介する「わくわく親子遊びサロン」などを開催。1月下旬にあったサロンでは、初挑戦の2年生3人が遊びなどを考えた。
当初、学生らが考えた遊びは、対象の0〜3歳児には難しい内容ばかり。事前に保育士に指摘されて変更した。それでも子どもを遊びに引き込めない場面があったが、参加した母親らは「情熱が伝わってくる」と温かく見守っていた。
学生の1人、竹長正和さん(20)は、遊びの中身を反省しつつも「保育士さんに言われ、子どもに合わせて姿勢を低くしたら、反応が全然違った。子どもが笑ってくれるとうれしい」と保育の楽しさを実感していた。
同学部の坂鏡子准教授は「学生には子どもにふれあい、母親の生の声を聞く機会が重要。子育てに不安を感じている母親も、学生の一生懸命さに励まされるのでは」と話している。
(問)子どもケアセンター=電0561(75)2225
(2010年2月9日 中日新聞夕刊8面より)
市との連携で、学生が保育士の指導を受けながら託児する間に親同士が語り合う「のびのび親子の教室」、ふれあい遊びを紹介する「わくわく親子遊びサロン」などを開催。1月下旬にあったサロンでは、初挑戦の2年生3人が遊びなどを考えた。
当初、学生らが考えた遊びは、対象の0〜3歳児には難しい内容ばかり。事前に保育士に指摘されて変更した。それでも子どもを遊びに引き込めない場面があったが、参加した母親らは「情熱が伝わってくる」と温かく見守っていた。
学生の1人、竹長正和さん(20)は、遊びの中身を反省しつつも「保育士さんに言われ、子どもに合わせて姿勢を低くしたら、反応が全然違った。子どもが笑ってくれるとうれしい」と保育の楽しさを実感していた。
同学部の坂鏡子准教授は「学生には子どもにふれあい、母親の生の声を聞く機会が重要。子育てに不安を感じている母親も、学生の一生懸命さに励まされるのでは」と話している。
(問)子どもケアセンター=電0561(75)2225
(2010年2月9日 中日新聞夕刊8面より)