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スポーツ 2018.05.26
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幸田の高1柴田さん 岡崎出身の佐野さん 女子相撲全国V 笑顔
岡崎東高校1年柴田歩乃佳さん(15)=幸田町坂崎=と、岡崎市土井町出身の愛知学院大2年佐野清香さん(19)が、全国選抜女子相撲大会で優勝した。2人は24日に岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に優勝報告した。(朝国聡吾)
大会は13日に堺市であった。柴田さんは、18人が出場した軽量級(65キロ未満)で優勝。2回戦で、小学校時代から一度も勝っていない大分県の同い年の選手と対戦。一時は土俵際に押し込まれたが、うまく回り込んで横から一気に押し出した。その勢いで頂点まで駆け上がった。柴田さんは小学4年で本格的に相撲を始め、現在は岡崎中央総合公園相撲場で週2回ある市相撲教室に通い、稽古に励んでいる。
佐野さんは、13人が出場した超軽量級(50キロ未満)を制し、昨年10月の全日本選手権に続く栄冠を勝ち取った。決勝では、立ち合いで強く当たると、手首をつかんで相手が前傾したところを、上手出し投げで転がした。現在は大学の相撲部に唯一の女子部員として所属。歯科医師を目指しており、練習に割ける時間は多くないが、その分「集中して稽古に臨んでいる」という。
2人とも、努力した分だけ力が付くのが相撲の魅力だといい「体の大きさではなく、技術次第で勝てるのがおもしろい」と声をそろえる。柴田さんは「何年も全国大会で優勝できなかったが、やっと目標が達成できた」と笑顔。佐野さんは「昨年の選抜大会は準優勝だった分、優勝できてよかった」と喜んだ。
(2018年5月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
大会は13日に堺市であった。柴田さんは、18人が出場した軽量級(65キロ未満)で優勝。2回戦で、小学校時代から一度も勝っていない大分県の同い年の選手と対戦。一時は土俵際に押し込まれたが、うまく回り込んで横から一気に押し出した。その勢いで頂点まで駆け上がった。柴田さんは小学4年で本格的に相撲を始め、現在は岡崎中央総合公園相撲場で週2回ある市相撲教室に通い、稽古に励んでいる。
佐野さんは、13人が出場した超軽量級(50キロ未満)を制し、昨年10月の全日本選手権に続く栄冠を勝ち取った。決勝では、立ち合いで強く当たると、手首をつかんで相手が前傾したところを、上手出し投げで転がした。現在は大学の相撲部に唯一の女子部員として所属。歯科医師を目指しており、練習に割ける時間は多くないが、その分「集中して稽古に臨んでいる」という。
2人とも、努力した分だけ力が付くのが相撲の魅力だといい「体の大きさではなく、技術次第で勝てるのがおもしろい」と声をそろえる。柴田さんは「何年も全国大会で優勝できなかったが、やっと目標が達成できた」と笑顔。佐野さんは「昨年の選抜大会は準優勝だった分、優勝できてよかった」と喜んだ。
(2018年5月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)