子ども食堂での食事を楽しむ参加者＝尾張旭市渋川町のレイカフェで

　瀬戸市のＮＰＯ法人「チームレスキュー」と金城学院大（守山区）は、尾張旭市渋川町の飲食店「レイカフェ」で昨年から開いている学習支援と子ども食堂のボランティアを募集している。

　月曜と木曜の週２回、小学生から高校生を対象に無料で学習支援している。そのうち月に２回ほど子ども食堂を開いている。児童や生徒約４０人の登録があり、常時１５人ほどが来店するという。

　本年度は国などが進める無料の学習支援事業「地域未来塾」にも採択された。公的施設以外が開催場所になるのは珍しいという。

　同大生活環境学部の古寺浩教授は「塾などで教えた経験がなくてもいい。コミュニケーションをしっかり取ってくれる人など、子どもたちをサポートしたいという人に集まってほしい」と話した。

　学習支援の時間は小学生が午後５〜７時。中高生は午後５〜９時。募集は随時、人数は未定。（問）レイカフェ＝ｌｅｉ．ｃａｆｅ２０１７＠ｇｍａｉｌ．ｃｏｍ

（菅谷仁志）

（2018年4月25日　中日新聞朝刊なごや東版より）