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学生活動 2018.03.24
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村国座 精密さ見事 熊崎さん(岐阜女子大)模型制作
■各務原市に寄贈 市中央図書館で展示へ
各務原市蘇原希望町の岐阜女子大4年、熊崎史夏さん(22)が、卒業研究で制作した同市の国指定重要有形民俗文化財「村国座」の模型を23日、市に寄贈した。(鳥居彩子)
同大家政学部で住宅設計やインテリアを学んできた熊崎さん。身近な文化財について詳しく知りたいと、「村国座」を卒業研究の題材に選んだ。
何度も現地に通って写真を撮り、図面を描いて40分の1で再現。梁(はり)や柱は細く削ったスギ材で、屋根瓦は紙に5ミリ程度の切れ込みを入れて表現した。
熊崎さんは指導した大学教員らとともに市役所を訪れ、浅野健司市長に設計図や写真を見せ、制作過程を説明。模型が4月以降、同市中央図書館で展示されると聞き「できるだけ実物に近づけるため、細かい作業が多くて大変だった。興味を持つ人が増えるとうれしい」とはにかんだ。
浅野市長は「実際に村国座に行った気になるほど精密ですごい。地元の学生が作ってくれた点もうれしい」と感心していた。
(2018年3月24日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
各務原市蘇原希望町の岐阜女子大4年、熊崎史夏さん(22)が、卒業研究で制作した同市の国指定重要有形民俗文化財「村国座」の模型を23日、市に寄贈した。(鳥居彩子)
同大家政学部で住宅設計やインテリアを学んできた熊崎さん。身近な文化財について詳しく知りたいと、「村国座」を卒業研究の題材に選んだ。
何度も現地に通って写真を撮り、図面を描いて40分の1で再現。梁(はり)や柱は細く削ったスギ材で、屋根瓦は紙に5ミリ程度の切れ込みを入れて表現した。
熊崎さんは指導した大学教員らとともに市役所を訪れ、浅野健司市長に設計図や写真を見せ、制作過程を説明。模型が4月以降、同市中央図書館で展示されると聞き「できるだけ実物に近づけるため、細かい作業が多くて大変だった。興味を持つ人が増えるとうれしい」とはにかんだ。
浅野市長は「実際に村国座に行った気になるほど精密ですごい。地元の学生が作ってくれた点もうれしい」と感心していた。
(2018年3月24日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)