勢い良くスタートを切る参加者たち＝津市安濃町田端上野の安濃中央総合公園で

　第１３回津シティマラソン（中日新聞社など後援）が２５日、津市の安濃中央総合公園を発着点に開かれ、県内外から参加した２２０１人が爽やかな汗を流した。

　「頑張れ」「いってらっしゃい」と声援が飛び交う中、１０キロと５キロ、２キロ、ジョギングの４種目で健脚を競った。２キロの高校生〜２０代の部で優勝した、津市安濃町田端上野の長谷川和紀さん（１９）＝名古屋大１年＝は「後半は置いていかれそうになったが、最後の競りで追い抜けた。大会で優勝したのは初めてなのでうれしい」と笑顔を見せた。

　ゲストランナーとして土佐礼子さん（三井住友海上女子陸上競技部プレーイングアドバイザー）が招かれ、５キロに出場し選手たちと交流。津商業高校出身の加藤綾華さん（名城大）も招待選手として１０キロの部で走った。

　会場には、中日新聞社の移動新聞製作・広報車「ドラゴン号」も登場。地元の販売店主らがカラー写真をふんだんに使った号外を配布して、選手らを楽しませていた。（鈴木里奈）

（2018年2月26日　中日新聞朝刊11面より）