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学生活動  2018.02.27

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はだか祭 題材に卒論 名城大生・早川さんが執筆

国府宮はだか祭をテーマに卒業論文を書いた早川さん=稲沢市役所で

国府宮はだか祭をテーマに卒業論文を書いた早川さん=稲沢市役所で

 名城大人間学部(ナゴヤドーム前キャンパス)4年の早川翔喜さん(22)=稲沢市正明寺=は、地元の尾張大国霊神社(国府宮)で28日にある「国府宮はだか祭」を題材に、卒業論文を執筆した。幼いころから親しんだ祭りを文献や関係者からの聞き取りで調べた。

 小中学生のころは祭り当日、学校が休みとなるため、友人ともみ合いを見に出かけていた。「大人たちがぶつかり合う姿は迫力があり、寒いのに会場は熱気にあふれていた」と振り返る。

 大学では社会・教育系統のゼミに所属。白鳥庭園(熱田区)などの歴史や現状を調べてきた。卒論は地元をテーマにした。

 昨春から文献を調べ始め、神男(しんおとこ)の経験者や神社の職員、餅を奉納する奉賛会の関係者らを訪ねた。昨年末には祭りや神社の歴史、神男に決まってから祭り当日までの過ごし方などを27ページの論文にまとめた。

 早川さんは「想像していた以上に、さまざまな立場の人が携わっていることが分かった」と話す。来年は裸男として参加するつもりだ。今回の祭りは、もみ合いの後に神男に託された厄を封じる「夜儺追(よなおい)神事」を見学する予定という。 (秦野ひなた)

(2018年2月27日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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