愛知大の学生たちが２１日、市役所を訪れ、名古屋の魅力向上策に関するアイデアを河村たかし市長に発表した。

　同大は毎年、外国人旅行客の誘客企画のコンテストを開いており、名古屋ブランドの確立をテーマにした今年は、２８チームの１３８人が参加。名古屋城とコスプレ、名駅の各部門で１位になった３チームの１４人が、この日の発表に臨んだ。

　柳橋中央市場やモーニングなど、朝の名古屋の魅力を伝えるカード作成や、中国人の大学生コスプレーヤーをターゲットにしたツアー、名古屋城内での飲食や宿泊といったアイデアを、学生たちが説明。河村市長は「サンキューベリーマッチ。やってもらえりゃいい」と話した。

　市は今後、実現化に向け検討するという。（沢田敦）

（2017年12月22日　中日新聞朝刊市民版より）

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