土岐市教委は岐阜聖徳学園大（岐阜市）との連携協定を更新した。２０１２年から３年ごとに更新しており、調印は３回目。２６日に土岐市肥田町のセラテクノ土岐で調印式があり、市教委の山田恭正教育長と、同大の藤井徳行学長が署名した。

　大学側は学生を市内の小中学校に教育実習やインターンシップ（就業体験）で受け入れてもらうなど協力を得ており、市教委側も教職員向け研修で同大教授に英語の指導法を指南してもらうといった恩恵を受けている。

　学生１３人が参加した今年の教育実習では、現場の教員も「子どもと年齢の近い実習生から考え方を学べる」と話すなど好評だったといい、山田教育長は「教員への夢が膨らむ機会となれば」と期待した。

　同大は土岐市をはじめ県内２４市町の教委と同様の協定を結んでいる。（斎藤航輝）

（2017年10月27日　中日新聞可児版より）

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