９月１８日に東京都であった全国剣詩舞コンクール決勝大会で、東海市剣詩舞道クラブに所属する大日方心海（ここみ）さん（１０）＝平洲小学校４年＝が詩舞幼年の部で、杉浦きよ乃さん（２１）＝金城学院大３年＝が同青年の部でそれぞれ優勝し、市役所で加藤朝夫教育長に報告した。

　２人は７月の中部大会を制し、地区代表として決勝大会に出場。各地区の代表１３６人が参加した中で、吟詠に合わせて情感豊かな舞を披露した。杉浦さんは文部科学大臣賞も受賞した。

　大日方さんは「練習は大変だけれど、大会で優勝できたり、お友達ができたり、いろいろな場所に行けたりして楽しい」と剣詩舞の魅力を語り、杉浦さんは「皆さんにかっこいいと思ってもらえる演舞をしていきたい」と抱負を述べた。（長谷部正）

（2016年10月18日　中日新聞朝刊知多総合版より）