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中日新聞掲載の大学記事

2016.08.27

「防災料理」レシピ考案 名文理大生 あす披露

 稲沢市の名古屋文理大健康生活学部の4年生6人が、災害時に身近な食材で調理する「防災料理」のレシピを考案した。28日に同市で開かれる総合防災訓練で調理方法を披露するほか、同市の愛知文教女子短大の学生が考えたレシピと合わせた冊子を配る予定。

 レシピは「カニの和風パスタ」「カレーチヂミ」など7品。長期間保存できる乾物や缶詰を使い、包丁などの調理器具がなくても作ることができるよう工夫した。加熱は繰り返し使える湯せんを用い、乾物を戻す場合は、缶詰の汁を使った。

 「長引く避難所生活の楽しみになるように」とココア味の「ふのトリュフ」も考えた。

 考案に携わった女子学生(21)は「自宅にストックしてある食材で、おいしく栄養価の高い料理が作れるように工夫した」。女子学生(22)は「カレーなど高齢者にも子どもにもなじみのある味付けにした。作り方を知って、いざというときに備えてもらいたい」と話した。(花井康子)

(2016年8月27日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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