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中日新聞掲載の大学記事

2016.08.27

高校生 高座堂々と 大須演芸場で落語フェス

 名古屋文化短期大の「高校生落語フェスティバル」が26日、中区の大須演芸場であり、東海地方の高校生8人が古典落語の演目を堂々と披露した。

 高校生に庶民文化への理解を深め、表現力を磨いてもらおうと、同短大が初めて企画。愛知、岐阜、三重各県から応募した男女8人が約1カ月間、名古屋市内を中心に活動する落語家、雷門獅篭(しかご)さんの指導を受け、技を磨いた。

 着物姿の栄徳高2年の河西さくらさん(17)=名東区=は「花咲亭桜華(はなさきていおうか)」の芸名で登場。主人公がそばの勘定をごまかそうとして失敗する演目「時そば」を披露し、麺を勢いよくすする音なども忠実に表現した。

 来場した主婦の大城和美さん(65)=同=は「高校生らしい初々しさが伝わった。あんなに長い演目を覚えてたいしたもの」と驚いていた。(奥村圭吾)

(2016年8月27日 中日新聞朝刊県内版より)
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