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中日新聞掲載の大学記事

2016.06.06

美容と健康に東洋医学 鈴鹿医療科学大で公開講座

 鈴鹿市の鈴鹿医療科学大千代崎キャンパスで5日、鍼灸(しんきゅう)学科の公開講座「東洋医学で癒しの1日」があり、200人以上が講演や薬膳ランチなどを通して病気の予防に役立つ知識を深めた。

 午前の部では、大学の教員3人が専門分野で講演した。肩の痛みをテーマに話した本田達朗准教授は、「五十肩は痛みが強いが、治る病気」と解説。鍼灸などで症状が改善した例に触れ、痛みの軽減に有効とされる手のつぼや、肩の周囲を回す運動法を紹介した。

 40種類の食材を使った、夏ばて予防などに役立つ薬膳弁当を希望者に提供。顔のつぼを刺激して美容効果を高めたり、生薬をブレンドした茶を体調に合わせて試飲したりするコーナーにも人気が集まった。

 公開講座は、大学の創立25周年事業の一環で、次回は9月4日に開催予定。(問)同大学千代崎キャンパス=059(383)8991(山本克也)

(2016年6月6日 中日新聞朝刊三重版より)
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