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2016.06.05
教員向け化学実験教材 愛教大・戸谷教授 注意点など解説
愛知教育大の戸谷義明教授(化学教育)が、化学実験の教材「理科が役に立つことを実感できる化学教材実験集II〜個別指導体験型実験〜」をまとめた。中学・高校の教員向けに、身近な材料を使った化学実験を紹介する。公立図書館などに無料で配布している。
非売品の教材は2012〜15年度の科学研究費助成を受けた成果。B5判の107ページで、資料を入れたCDが付いている。酸で溶解させて薄皮をむく缶詰ミカンづくりや、クラリネットで音速を測定する実験などを紹介する。実験の注意点や材料の分量なども専門分野から詳しく解説。戸谷教授は「確実に自分の手で実験でき、化学が役立つことを実感してもらえる」と話す。
教授によると、理科離れが進み、理科教員を目指す大学生でも、理科の実験を苦手にしているという。「教材が活用され、理科離れに少しでも歯止めがかかればいい」と呼び掛けている。配布の希望など、問い合わせは戸谷教授のメール=ytoya@auecc.aichi-edu.ac.jp=へ。 (加藤隆士)
(2016年6月5日 中日新聞朝刊県内総合版より)
非売品の教材は2012〜15年度の科学研究費助成を受けた成果。B5判の107ページで、資料を入れたCDが付いている。酸で溶解させて薄皮をむく缶詰ミカンづくりや、クラリネットで音速を測定する実験などを紹介する。実験の注意点や材料の分量なども専門分野から詳しく解説。戸谷教授は「確実に自分の手で実験でき、化学が役立つことを実感してもらえる」と話す。
教授によると、理科離れが進み、理科教員を目指す大学生でも、理科の実験を苦手にしているという。「教材が活用され、理科離れに少しでも歯止めがかかればいい」と呼び掛けている。配布の希望など、問い合わせは戸谷教授のメール=ytoya@auecc.aichi-edu.ac.jp=へ。 (加藤隆士)
(2016年6月5日 中日新聞朝刊県内総合版より)
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