１部の最終週第３日は２３日、名古屋市のパロマ瑞穂球場で３回戦１試合を行い、中部大が愛大に３−２で勝ち、２勝１敗で勝ち点３とし、名城大と並んだが勝率で及ばないため３位となった。６位の愛大は２８日からの２部優勝の愛院大との入れ替え戦に回る。

　中部大は１点を先行されたが直後の４回、下村（２年、福井・敦賀気比）の適時二塁打で追い付くと、伊藤豪（４年、岐阜・土岐商）の２点適時打で勝ち越した。２番手の賀沢（２年、岐阜・多治見工）はリーグ戦初勝利。

　全日程が終了し、最優秀防御率賞は愛産大の今村勇刀投手（２年、福岡・九州国際大付）が１・８０で、打撃賞（首位打者）は名城大の吉浦大樹外野手（３年、愛知・名古屋国際）が４割４分７厘で、そろって初受賞を決めた。

▽パロマ瑞穂（中部大２勝１敗）
愛大　０００１００００１―２
中部大　０００３００００ｘ―３

◇２部優勝決定３回戦（愛院大２勝１敗）＝２３日・パロマ瑞穂
愛院大　６−５　東海学園大
（愛院大は１部６位愛大との入れ替え戦へ）

（2016年5月24日　中日新聞朝刊21面より）