名古屋大（名古屋市千種区）で青色発光ダイオード（ＬＥＤ）研究に取り組んだ名城大教授の赤崎勇さんと名大教授の天野浩さんのノーベル物理学賞受賞決定を受け、名大は１８日に開く大学公開行事「ホームカミングデイ」で２人の研究にちなんだ特別展示をする。

　豊田講堂に天野さんの博士論文や２人の写真、受賞を報じる新聞号外などを展示する。講堂内で午後１時半から開かれる「名古屋大学の集い」（事前申込制）では、天野さんが登壇して記念品を受け取り、あいさつをする。

　来場者に配る地図には、赤崎さんの業績を紹介する赤崎記念研究館とこれまでの受賞者を紹介する２施設を結ぶ道を「ノーベルロード」として紹介。平日のみ開館している赤崎記念研究館も、同日に限り午前９時から公開する。

（2014年10月16日　中日新聞朝刊3面より）