江南市は２８日、愛知江南短大（同市高屋町）と「包括的連携に関する協定」を結んだ。災害対応、子育て・健康福祉推進、生涯学習・教育、まちづくりの４分野で連携を強化する。

　これまでも各課や組織ごとの協力はあったが、縦割りで情報の共有ができていなかった。今後は両者の幹部で構成する会議を開き、迅速で包括的な連携を目指す。

　市役所で調印式があり、堀元市長は「双方の資源や機能を活用し、市と短大の発展につなげたい」とあいさつ。短大の宇野和明学長は「保育士や栄養士を育成している特色を生かし、地域の子育て支援をしていきたい」と話した。（井上峻輔）

（2014年5月29日　中日新聞朝刊尾張版より）