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2013.11.28
企業に成長アピール 金沢工大生、研究など発表
金沢工業大(野々市市扇が丘)と同大学院の学生が自らの成長を企業にアピールする交流会が27日、学内であった。スーツに身を包んだ男女60人が、研究や資格取得などそれぞれの”物語”をプレゼンテーションした。
学生たちは日ごろ、研究内容の成果を発表する機会には恵まれているものの、その研究を通じて自身がどう成長したかを語る機会は少ない。企業相手となるとなおさらだ。交流会は大学が昨年に続いて開いた。
代表4人は1人につき7分、残りの学生は3分の持ち時間で発表。県内や首都圏、関西などから訪れた大手や中小の120社の採用、技術担当者170人の視線が一身に注がれる中、自分の言葉で語り掛けた。
なかには英語で話す学生も。工学部2年の柳町卓実さん(21)もその1人。大学入学後も受験勉強を続ける仮面浪人の経験を交え、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)の得点を2年半で2倍近くに伸ばした点をPRした。「自分の伝えたいことはしっかり言えた」と柳町さん。企業との意見交換では「大学院に行ったら?」「専門性も大事だよ」などと助言を受け、今後に向けて手応えをつかんだ。(谷知佳)
(2013年11月28日 北陸中日新聞朝刊18面より)
学生たちは日ごろ、研究内容の成果を発表する機会には恵まれているものの、その研究を通じて自身がどう成長したかを語る機会は少ない。企業相手となるとなおさらだ。交流会は大学が昨年に続いて開いた。
代表4人は1人につき7分、残りの学生は3分の持ち時間で発表。県内や首都圏、関西などから訪れた大手や中小の120社の採用、技術担当者170人の視線が一身に注がれる中、自分の言葉で語り掛けた。
なかには英語で話す学生も。工学部2年の柳町卓実さん(21)もその1人。大学入学後も受験勉強を続ける仮面浪人の経験を交え、TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)の得点を2年半で2倍近くに伸ばした点をPRした。「自分の伝えたいことはしっかり言えた」と柳町さん。企業との意見交換では「大学院に行ったら?」「専門性も大事だよ」などと助言を受け、今後に向けて手応えをつかんだ。(谷知佳)
(2013年11月28日 北陸中日新聞朝刊18面より)