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2012.01.03
全国地区対抗大学ラグビー 愛院大10トライ初戦突破
■あす新潟大と準決勝
第62回全国地区対抗大学ラグビー大会(中日新聞社後援)は2日、瑞穂ラグビー場で1回戦4試合が行われ、2年ぶり8度目の出場となった愛院大(東海北陸)は道都大(北海道)に62−6で大勝した。4日の準決勝では新潟大(関東2区)と対戦する。
■道都大に62−6
バックスに展開してよし。フォワードが力で突進してよし。圧倒的な攻撃力を見せつけた愛院大が初戦を突破した。スクラムハーフの桑田真吾主将(4年)は「今季はアタックにこだわってやってきた。きょうはいい攻撃ができたと思う」と笑顔。10トライに満足感を漂わせた。
前半5分にハーフウエーライン付近から流れるように左へ展開し、WTB五十嵐敬が先制トライを奪ったのが猛攻の始まり。桑田は自陣から約70メートルの独走トライを決め、FWも力強いモールでトライを連発した。
金沢大との代表決定戦(134−3で勝利)から1カ月以上試合間隔が空いていたが、「チーム内でいい練習ができた。選手の気持ちは盛り上がっている」と高田正義監督(47)。冬休み返上で大会に備え、実戦不足の不安を吹き飛ばした。
優勝を目指した東海学生リーグでは、主力に故障者が相次いで5位に終わった。「しばらくは結果を受け入れられなかった」と桑田。一度はどん底に沈んだ。それでも“もうひとつの大学選手権”と呼ばれる地区対抗への出場を決め、選手の心に新たな目標ができた。桑田は「この1年の集大成としても、後輩たちが今後ステップアップするためにも、この大会は絶対優勝したい」と言い切る。3度目の頂点へ、愛院大が最高のスタートを切った。 (木村尚公)
▽1回戦
愛知学院大62 36−0 6道都大
(東海北陸) 26−6 (北海道)
(2012年1月3日 中日スポーツ11面より)
第62回全国地区対抗大学ラグビー大会(中日新聞社後援)は2日、瑞穂ラグビー場で1回戦4試合が行われ、2年ぶり8度目の出場となった愛院大(東海北陸)は道都大(北海道)に62−6で大勝した。4日の準決勝では新潟大(関東2区)と対戦する。
■道都大に62−6
バックスに展開してよし。フォワードが力で突進してよし。圧倒的な攻撃力を見せつけた愛院大が初戦を突破した。スクラムハーフの桑田真吾主将(4年)は「今季はアタックにこだわってやってきた。きょうはいい攻撃ができたと思う」と笑顔。10トライに満足感を漂わせた。
前半5分にハーフウエーライン付近から流れるように左へ展開し、WTB五十嵐敬が先制トライを奪ったのが猛攻の始まり。桑田は自陣から約70メートルの独走トライを決め、FWも力強いモールでトライを連発した。
金沢大との代表決定戦(134−3で勝利)から1カ月以上試合間隔が空いていたが、「チーム内でいい練習ができた。選手の気持ちは盛り上がっている」と高田正義監督(47)。冬休み返上で大会に備え、実戦不足の不安を吹き飛ばした。
優勝を目指した東海学生リーグでは、主力に故障者が相次いで5位に終わった。「しばらくは結果を受け入れられなかった」と桑田。一度はどん底に沈んだ。それでも“もうひとつの大学選手権”と呼ばれる地区対抗への出場を決め、選手の心に新たな目標ができた。桑田は「この1年の集大成としても、後輩たちが今後ステップアップするためにも、この大会は絶対優勝したい」と言い切る。3度目の頂点へ、愛院大が最高のスタートを切った。 (木村尚公)
▽1回戦
愛知学院大62 36−0 6道都大
(東海北陸) 26−6 (北海道)
(2012年1月3日 中日スポーツ11面より)