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中日新聞掲載の大学記事

2011.08.26

津の3セクと名産大の会社 環境事業でスクラム 覚書交わす

 津市大門の津センターパレスビルを環境事業推進の一大拠点にしようと、ビルを運営する同市の第3セクター・津センターパレスは25日、名古屋産業大(愛知県尾張旭市)が学内に設立した環境事業会社と覚書を交わした。両社が連携し、9月からビルの照明に発光ダイオード(LED)を導入したり、大気中の二酸化炭素(CO2)濃度を測定したりする。

 締結したのは、名産大の学生らが環境ビジネスに取り組む企業「名古屋産業大学グリーン・ソーシャルビジネス」(社長・伊藤雅一名産大学長)。同社からの提案を受け、ビル3、4階の廊下部分の照明を蛍光灯からLEDに切り替えることで、年間消費電力の45%削減を目指す。

 CO2濃度測定器はビル2階のベランダに設け、同社が外気のCO2濃度の推移を調査する。蓄積したデータは、同社がビルで開催する社会人向け環境ビジネス講座で活用する。伊藤学長は「環境分野を担う人材を育てていきたい」と話している。(河北彬光)

(2011年8月26日 中日新聞朝刊三重版より)
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