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約束の応援 女子野球を鼓舞 元中日・三好さん 桜花学園大試合で

選手らにアドバイスを送る三好さん(左端)=豊明市の桜花学園大で
プロ野球中日ドラゴンズの元外野手三好大倫(ひろのり)さん(28)が12日、豊明市の桜花学園大で開催された同大女子軟式野球部の試合に応援に訪れた。2月に開かれた同部との交流会での「試合のときに激励に来る」という約束が実現。三好さんはベンチの横で選手にアドバイスしたり、拍手を送ったりしながら試合を見守った。(宮下爽)
アスリートなどのセカンドキャリア支援などを行う一般社団法人「ライフウィズスポーツ協会」(名古屋市)が、協会のスーパーアンバサダーを務める三好さんと部員3人との交流会を実施。その際に応援を約束していた。
この日は東海地区の4大学による春季リーグ戦が開かれ、同大は第2試合で昨年の全日本大学女子野球で優勝した至学館大(大府市)と対戦。強豪相手に1回からヒットと4球で無死1、2塁のチャンスをつくるなど健闘したが、5-11で敗れた。それでも盗塁阻止や適時打などの好プレーにはチーム全体で盛り上がるなど、終始明るい雰囲気で試合に臨んでいた。
試合後、三好さんは「ストライクを何でも打つのではなくて、真ん中から外角くらいのボールを狙うようにするともっとバットに当たるようになる」などとアドバイス。実際にバッティングも披露し、至学館大の選手も交えて両校の投手とフリー打撃形式で対戦。桁違いの速さの打球を飛ばし、プロの技を見せていた。
2月の交流会にも参加した前主将で教育保育学科4年の佐藤穂花(ほのか)さん(21)は「本当に来てもらえてうれしかった。ボロ負けしないようにというプレッシャーもあったが、いいところも見せられたと思う」と笑顔。三好さんは「すごく楽しそうに野球をやっていた。見ていて応援したくなる」と話した。
大学女子軟式野球を取り巻く環境は厳しく、大会も選手同士で日程や会場を調整して開いている。この日も皇学館大(三重県)は選手が足りず、桜花学園大から選手を借りて至学館大と試合を行った。桜花学園大も登録している選手数は14人だが、就職活動や実習などでこの日集まったのは9人とギリギリ。佐藤さんは「試合でヒットを打てたり、アウトを取れたりしてチームみんなで喜べると楽しい。もっと気軽にたくさんの人がやってくれるようになるとうれしい」と願った。
(2026年7月24日 中日新聞朝刊なごや東版より)