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大学野球  スポーツ  2026.05.12

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大学野球 愛知春季L 名城大が大勝 今季初勝ち点

バントで敵失を誘い、二塁に到達した名城大の雄龍(左)=パロマ瑞穂野球場で

バントで敵失を誘い、二塁に到達した名城大の雄龍(左)=パロマ瑞穂野球場で

 春季リーグの1部は11日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で第4週の3回戦2試合があった。名城大は7-0で東海学園大に大勝し、今季初の勝ち点を手にした。中京大は5-3で中部大に勝ち、勝ち点を4に伸ばした。

 10日に愛知県日進市の名城大グラウンドであった2回戦では、愛工大が2-0で愛院大に勝ち、2連勝で勝ち点を4とした。11日の結果を受けて、愛院大はリーグ最下位が確定。2部との入れ替え戦に回ることが決まった。23日から始まる最終週では、勝ち点4で並ぶ中京大と愛工大が優勝をかけて戦う。

■残留へ 4番雄龍 執念のバント

 「とりあえず、ほっとした」。今季から指揮を執る名城大の山内壮馬監督は、初の勝ち点を挙げてリーグ最下位を回避し、安堵(あんど)の表情を見せた。2部降格の危機を脱した選手たちも、試合が終わるとようやく笑顔を見せた。

 6点リードの7回。無死一、二塁の好機に4番の雄龍(おりょう)がバントを決行する。監督からのサインではなく自らの判断だった。打球は三塁手の前に転がり、相手の悪送球を誘う。ボールが転がる間に二塁走者が生還。コールド勝ちの条件となる7点差となり、直後の守備を無失点で抑えて勝利をつかんだ。

 「後ろの打者の方が自分より調子が良い。チームのためなら」。4年生の雄龍は4番のプライドよりも1部残留を決めたい思いの方が強かった。コーチ時代から呼び名は変わらない「壮馬さん」のため、今秋にまた「神宮」に行くためだった。

 昨秋は明治神宮大会ベスト4。ただ、この春は攻守がかみ合わずに苦戦を強いられた。山内監督は「どのチームも力があって、勝負がどちらに転がるかは紙一重」とリーグで勝ちきる難しさを口にした。今季も残すは最終週のみ。秋に向けて勢いをつけたいという雄龍は「頑張ります」と短く決意を述べて球場を後にした。(鈴木弘人)

◇11日の成績
▽パロマ瑞穂 3回戦(中京大2勝1敗)
中京大 401000000|5
中部大 110000010|3
(京)寺下、伊藤-法村
(部)吉田、小松龍、川野、津波-薬師寺、佐合

▽同 3回戦(名城大2勝1敗)
名城大 2022001|7
東海学園大 0000000|0
(7回規定によりコールドゲーム)
(城)浜砂、天野-日野、水谷
(海)三浦、桶田、加藤希-中村貫、堀江

◇10日の成績
▽愛院大ほか 2回戦(愛工大2勝)
愛院大 000000000|0
愛工大 00000200x|2
(院)岡村、井上功-東野、桜井
(工)松本遼、岡田-佐々木

▽2回戦(1勝1敗)
中部大 000100000|1
中京大 00003000x|3
(部)大石、松本龍-薬師寺
(京)加藤達、佐藤爽、磯部-法村

▽2回戦(1勝1敗)
名城大 001004010|6
東海学園大 100000000|1
(城)妹尾、権田、長塚-水谷、前田
(海)三浦、玉寄、増田、小鹿-中村貫

(2026年5月12日 中日新聞朝刊19面より)
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