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大学野球  2025.05.11

大学野球 愛知春季L 愛院大 開幕7連勝

8回途中1失点と好投し、今季初勝利を挙げた愛院大の宮内

8回途中1失点と好投し、今季初勝利を挙げた愛院大の宮内

 春季リーグの1部は10日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で1回戦3試合があり、愛院大は4-1で名城大に勝って開幕7連勝を飾った。中京大は4-0で愛工大に、中部大は3-0で東海学園大にそれぞれ先勝した。

 愛院大は先発宮内が8回途中1失点で今季初勝利。中京大は5回に加藤の三塁打などで2点を先制した。中部大は長谷川が2安打に抑えて完封した。

■不調のエース回避 2年宮内が初勝利

 思わぬ伏兵が相手打線に立ちふさがった。愛院大は、ここまで全カードの初戦で先発を任せてきたエース河野ではなく、今季未勝利の宮内がマウンドへ。8回途中2安打1失点と好投し、益田監督の期待を上回った2年生左腕は「球数を少なく投げることができた。自分で褒めてあげたい」とうなずいた。

 右打者に対するツーシームや左打者へのカットボールなど「小さく動く球が良かった」。打たせて取る投球で5回まで無安打投球。併殺や犠打も含めて18個のアウトを内野ゴロで奪った。左脚のふくらはぎがつった影響で8回に制球を乱したものの、投じたのはわずか91球だった。

 コンディション不良で調整不足だった河野の登板を回避しても連勝を7に伸ばし、「自分が勝ってつなげることができた」と宮内。さらに全試合2失点以下の流れも継続。10年ぶりのリーグ優勝に向け、投手陣に死角は見当たらない。 (郷司駿成)

▽パロマ瑞穂(中京大1勝)
中京大 000020011|4
愛工大 000000000|0
(京)高木、沢田、大矢-森瀬
(工)岡田、加藤-佐々木
本塁打 秋山(京)

▽同(愛院大1勝)
愛院大 000000040|4
名城大 000000010|1
(院)宮内、石原和-東野
(城)妹尾、藤井-谷、大橋

▽同(中部大1勝)
東海学園大 000000000|0
中部大 10010001x|3
(海)加藤-堀江
(部)長谷川-佐合

(2025年5月11日 中日新聞朝刊27面より)
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