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大学野球  2024.10.21

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大学野球 愛知秋季L 名城大15度目V

 秋季リーグ1部は20日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で2試合があり、中部大が3-2で中京大にサヨナラ勝ちし、1勝1敗の五分に戻した。中京大が敗れたため、名城大の2季ぶり15度目の優勝が決まった。

 中部大は延長10回タイブレークで、丹羽が決勝犠飛を放った。愛工大は先発樋口の好投により、3-1で東海学園大に先勝した。

■たゆまぬ努力で春の雪辱 監督「選手の成長感じた」

 名城大が見事な復活優勝を果たした。試合がなかったこの日、早朝に練習して解散していた選手たち。首位を争った中京大が敗れ、吉報が届いた。

 春季は開幕戦で完全試合をくらうと、そこから5連敗。昨年の主力がごっそり抜けたとはいえ、想像以上につまずき、選手の目の色が変わった。「これじゃいかんと。みんな死ぬほど練習した」とエース岩井。1日の練習時間は1時間ほど延び、試合の後も練習した。たゆまぬ努力で、2季ぶりの頂点に立った。

 今季は開幕4連勝したが、後半の3カードはどれも初戦を落とす苦しい展開。それでも2戦目を必ずとった。これが勝率を上げ、結果的に優勝につながった。安江監督は「苦しい戦いだったが、選手の成長を感じた」とたたえた。

 秋季リーグは3連覇と底力を見せたが、「まだ平凡なミスも多い」と指揮官。神宮大会につながる3連盟代表の王座決定戦に向け、気を引き締めた。(松本貴明)

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂(愛工大1勝)
東海学園大 100000000|1
愛工大   10000200x|3
(海)高橋-堀江
(工)樋口、中村-二村

▽同(1勝1敗)
中京大 0001000100|2
中部大 0000110001|3
(延長十回、十回からタイブレーク)
(京)大矢、磯部-森瀬
(部)津波-薬師寺

(2024年10月21日 中日新聞朝刊19面より)

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