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中日新聞掲載の大学記事

大学野球  2024.04.16

大学野球 愛知春季L 中部大、愛院大 連勝

 春季リーグ1部の第2週は14日、名古屋市のパロマ瑞穂野球場で2回戦2試合があり、中部大が2-1で愛工大に、愛院大は6-2で中京大にそれぞれ連勝した。勝ち点は中部大が2、愛院大が1となった。

 中部大はタイブレークの延長10回、無死満塁から猪熊が左前に適時打を放ち、サヨナラ勝ち。愛工大は7回に追い付いたが、勝ち越せなかった。

 愛院大は1回に3連打と四球、失策などで4点を先制し、試合を優位に進めた。中京大は11安打したが、つながらなかった。

■愛院大・岡村が好救援

 愛院大の岡村が満塁のピンチで火消し役を務めた。5点リードの6回、1死満塁の場面で登板。初球を左前に運ばれて1点を失ったが、後続を内野ゴロ、空振り三振に仕留めた。大量失点を防ぐと7回以降もマウンドへ。9回まで投げ、「楽しめた」と涼しげに振り返った。

 山口県出身で、岡山・創志学園では3年夏の甲子園にエースとして登板。初戦で敗退したが、最速147キロの横手投げで大学では1年生だった昨年から終盤を任されることが多い。この冬は150キロを目指して体重を4キロ増やしたといい、9年ぶりのリーグ優勝に向けて「最優秀防御率をとりたい」と意気込んだ。

 =中日新聞社後援

▽パロマ瑞穂 2回戦(中部大2勝)
愛工大 0000001000|1
中部大 0000100001x|2
(延長10回、10回からタイブレーク)
(工)樋口、野崎-二村
(部)肥田、南、津波-清水智

▽同 同(愛院大2勝)
愛院大 400101000|6
中京大 010001000|2
(院)石原和、岡村-末田
(京)上山、柴田、大矢、沢田-森瀬

(2024年4月16日 中日新聞朝刊17面より)

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