ワサビの魅力を改めて考え、販売促進のアイデアを披露する学生＝岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大で

　地元企業の魅力を学生が考えて発表する授業が、岐阜市中鶉の岐阜聖徳学園大であり、経済情報学部生らが練り上げたアイデアを披露した。

　同学部の年間を通した授業「キャリアデザインⅡ」の一環で、郡上市のワサビ販売「わさび屋」と愛知県江南市の「石井不動産」が今回協力した。

　授業は２０日にあり、３年生を中心に計約８５人が参加。グループごとに分かれ、研究した会社の魅力を発表した。わさび屋の販売促進を考えたグループは、ワサビの辛さを抑え、女性向けにワサビのスイーツを作る案などを提案した。

　ワサビの魅力を伝えるために、動画投稿サイト「ユーチューブ」で活動する著名なユーチューバーに協力を求めてＰＲしてもらう、といった若者ならではのユニークなアイデアも光った。（池内琢）

（2022年7月23日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）